“Japan Life with Seibu”

私たちは全ての人が住みやすい場所を目指しています。

西武線・江古田のリアルな住みやすさ。私が6年住み続ける理由とは?

「これから日本で新生活を始めるけど、どこに住めばいいんだろう?」
「東京は便利そうだけど、家賃も高いし、ちゃんと馴染めるか不安…」
日本、特に東京での部屋探しは、期待と同時にたくさんの不安がつきまとうもの。特に、私たち外国人にとっては、街の雰囲気や治安、地域の人々との関わりなど、ガイドブックだけでは分からない情報こそが重要ですよね。
そこで今回は、アニメやJ-POPがきっかけで来日し、西武鉄道池袋線の江古田(えこだ)駅に約6年間暮らしている方にお話を伺いました。
なぜ彼女は江古田を選んだのか?そして、長年住み続けて感じる「リアルな住みやすさ」とは何なのでしょうか。彼女の言葉から、東京での生活を成功させるヒントを見つけていきましょう。

きっかけは日本文化への憧れ。初めての日本は「清潔で静かな国」

―― まず、日本に来られたきっかけを教えてください。
「もともとアニメやJ-POPが大好きで、日本の文化にずっと興味がありました。いつか行ってみたいと思っていたところ、両親に相談して日本へ留学することを決めたのが最初のきっかけです」

―― 日本に来た時の第一印象はいかがでしたか?
「とにかく街が清潔で整っていることに驚きました。道路も綺麗ですし、住宅街に入るとすごく静かで落ち着いている。ゴミゴミした感じがなくて、とても暮らしやすそうな場所だなと感じたのを覚えています」

スマホの充電が切れて大ピンチ!困った時に実感した日本人の温かさ

慣れない土地での生活には、トラブルがつきものです。彼女も、日本に来た当初は電車の乗り換えに苦労したと語ります。
「生活を始めたばかりの頃は、複雑な電車の乗り換えが全然分からなくて…。駅や道でよく人に尋ねていたのですが、皆さん嫌な顔ひとつせず、いつも丁寧に教えてくれました。
特に忘れられないのが、スマホの電池が切れて完全に道に迷ってしまった時のことです。かなり長い時間さまよって不安だった時に、町の警備員さんに出会いました。すると、彼は大きな地図を取り出して、私がいる場所から最寄りの駅までの道をじっくり教えてくれたんです。あの時は本当に心から助かりましたし、日本人の親切さに感動しました」

なぜ「江古田」だった?リアルな街選びのポイント

東京には星の数ほど駅がありますが、その中でなぜ西武線沿線の江古田を選んだのでしょうか。
「一番の理由は、通っていた日本大学芸術学部(日芸)が江古田にあったからです(笑)。大学から近くて、駅からキャンパスまで徒歩2分ほどで通えるのが大きな魅力でした。
実際に住んでみると、学生街ならではの活気がある一方で、少し歩けば静かな住宅街が広がっていて、とてもバランスが良いんです。それに、池袋まで電車で3駅(約6分)、渋谷にも30分ほどで行けるアクセスの良さも気に入っています。気づけばもう5~6年も暮らしていますね」

学生街・江古田のリアルな住み心地とは?

大学への近さから始まった江古田での暮らし。長く住み続ける中で感じた、この街の魅力をさらに伺いました。
「駅の周りには活気のある商店街があって、食料品から日用品まで何でも揃うので、日常生活で困ることはありません。それに、学生が多い街なので、安くて美味しい飲食店やカフェ、カラオケ、書店なども充実しています。
正直、江古田駅周辺だけで一日中楽しく過ごせてしまうくらい便利です。長く住んでいても全然飽きないですね」

地元民が教える!江古田のおすすめスポット


―― 江古田周辺で、特にお気に入りの場所があれば教えてください。
「ラーメンが大好きなので、よく行くお店が2つあります。一つは『麺や金時』で、もう一つは『神楽』です。ここの担々麺とつけ麺は本当に美味しくて、ぜひ一度食べてみてほしいです。
あとは、やっぱり母校の日芸ですね。たくさんの思い出が詰まった、私にとっての原点のような場所です」


これから日本で暮らす外国人の方へ

最後に、これから日本での新生活を始める外国人の方へ、メッセージをいただきました。

「私が住んでいる江古田駅は、学生の街として知られていて、とても親しみやすい雰囲気が魅力です。駅周辺には大学が多く、若者向けの活気がありますが、同時に地域に根差した温かさも感じられます。
手頃で美味しい飲食店やカフェ、生活に必要なお店もすべて揃っているので、初めて一人暮らしをする人でも安心して生活をスタートできるはずです。
都心へのアクセスも良いので、『都会の利便性』と『落ち着いた住環境』の両方を楽しみたいという方には、本当におすすめできる街ですよ」

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